
口ではどう言っていても、
やっぱり誰かしらの共感を誘うような
表現を使ってしまっていると反省する。
誰にもわからないような言葉を使えば
更に自己満足の世界に閉じこもってしまうのかもしれない。
でも世界は誰でもわかるように出来てはいない。
僕は目が悪い。
紙袋が何を言っているのか、
僕にはぼんやりとしてよくわからない。

口ではどう言っていても、
やっぱり誰かしらの共感を誘うような
表現を使ってしまっていると反省する。
誰にもわからないような言葉を使えば
更に自己満足の世界に閉じこもってしまうのかもしれない。
でも世界は誰でもわかるように出来てはいない。
僕は目が悪い。
紙袋が何を言っているのか、
僕にはぼんやりとしてよくわからない。
語り手は、自分の心がぼんやりしていて世界が遠く感じられると語る。紙袋を被った人々が並ぶ中、ムロイが突然紙袋を脱ぎ、驚いた表情で「あ・あのあのあの」「け、見学…」と吃音で話す。語り手は、ムロイが紙袋ではない彼女自身だと知ったことで、世界にピントが合ったと感じる。