
何かにすがりつかねば立ち上がることも
出来ないほど衰弱している。
キルケゴールの繰り返しになるが、絶望を乗り越えるのに必要なものは薬や金や人情ではない。
ただ、可能性だ。

何かにすがりつかねば立ち上がることも
出来ないほど衰弱している。
キルケゴールの繰り返しになるが、絶望を乗り越えるのに必要なものは薬や金や人情ではない。
ただ、可能性だ。
ハセガワがベッドで漫画を読みながら、過去を振り返るコマについて考える。彼は大学時代、友人とバーで徹夜できると笑い合った思い出を回想する。その後、笑顔の女性が「戻りたい過去があるって、それなりにいい人生かもしれない」と語り、ハセガワもそう思うようになる。